て君のこと

大学生の頃、あまりにも講義に興味がわかず、授業中らくがきばかりしていました。

こういう手法でミニ漫画をつくり、友達に見せてはレポートを手伝ってもらう・・・
そんな毎日でした。

栄養士になるための学科だったのですが、
給食を大量につくる事にどうしても関心が向かず(栄養士として致命的)、どうせ卒業しないとならないのだから、ここでしかできない事をしようと思い、卒論は生化学を専攻しました。

そのおかげで、大学4年生になるともう卒業も国試もかかってるし、卒論のための実験がかなりハードなものだったので、みんなが自宅で勉強している間、毎日大学に通うはめになりました。

勉強すると、何の実験をしているのかがわかってきて、ようやくおもしろくなってきました。
これに気がつくのがもっと早ければ、研究者を目指したかもしれません。


その頃かいたミニ漫画、「ハジマリ」というシリーズがありまして、その中に登場するのがて君と花人間だったりします。
「感情だけは塩基の配列を知っているだけでは理解できない」といった内容のものです。
うごメモでリライトしようともくろみ中だったが描かない!

大学4年生の1年間で、一生分勉強したので、勉強(学校的な、ね)はもういいや。

と思ったけど、また学校に通いはじめたのでした。
就職活動もろくにせず、方法もツールも持っていなかったので、ひたすら家で稚拙な技術でクレイアニメを撮り、とある学校の学費免除をゲットし、親のすねにかじりつきまくって家賃出してもらって映像の専門学校行きました。
クレイアニメや音楽が好きだったので、PV CMコース行ったのですが、在学中に映画のオモシロさに目覚め、そっから映画三昧です。

脚本があって、キャラを練り込んで、そのキャラが生活する舞台を、世界をつくる美術の仕事がおもしろくておもしろくて。

http://www.p-kraft.com/obe/index.html#/introduction
今は美術の仕事から離れ、編集の仕事にうつり、そしてその仕事もそろそろ辞めますが、仕事とは別にこんなのつくったりもしております。

何が言いたいのかよくわからないけど、なんかつくった世界が広がったり動いたり、そういうのって楽しい。
うごメモも同じ。